この記事を書いた人
氏名:小林正人(こばやしまさと)
役職:営業本部 ショット・サービス営業担当資格:ISO内部監査員、購入品受入検査員、手動塗装業務作業員資格
この記事では、アルミニウムなど鉄以外の素材へのショットブラストやその他加工のご相談をいただき、ニホンケミカルでお手伝いさせていただいた実績を一部ご紹介します。
目次
【事例1】アルミニウムへの片面ショットブラスト加工
ご相談いただいた際の課題・ご要望
産業機械のパネルを取り付ける作業で使用する板(アルミニウム材)が、パネルを取りつける際にパネル同士を重ねた時に、それらがくっついて外れなくなってしまうという課題がありました。
パネルがくっついてしまうとそれを外すのに無駄な労力と時間がかかってしまい、手軽にくっつかないようにする方法はないかということでニホンケミカルへご相談いただきました。
提案・解決策
板(アルミニウム材)へ片面のみショットブラストを行うことで、わずかな隙間が出来て外しやすくなると考え、検証を元にご提案しました。
テスト加工を行うことで実際に課題を解決するかどうかを試しました。
お客様の声
こちらからざっくりとした要望や予算感をお伝えしたのみでしたが、ニホンケミカルさんが丁寧にヒアリングしていただき納得の予算感で当初の課題を解決することができました。
サンプルで何度かテスト加工していただき、納得いくものにしていただいてとても助かりました。
【お客様情報】岡山県 製造業 A社さま
【事例2】ボラード(アルミメッキ)についている塗装の剥がれ調査検証
ご相談いただいた際の課題・ご要望
海辺の公園に設置するボラード(アルミメッキ)の塗装の剥がれ具合を検証して書類提出が必要とのことで、ニホンケミカルへご相談いただきました。
塗装はウレタン、セラミック、フッ素があり、それぞれがどのくらいの時間と強さで剥がれるかの検証が必要でした。ホームページをご覧いただいたようで、ニホンケミカルなら金属の表面処理の実績が多数あるということでお問い合わせいただきました。
提案・解決策
海辺へ設置するので、砂などが接触して剥がれてしまう可能性があるので、3種類の塗装されたボラード(アルミメッキ)に対して、ハンドブラストを実施しました。時間や強さなどを変えながら剥がれ具合を実際に試験し調査と検証を重ねました。
お客様の声
何か制作物をお願いするとかではなく調査と検証をして書類を作っていくというような依頼でしたが、時間や強さなどを変えながら丁寧に調査・検証していただきました。
ニホンケミカルさんにご対応頂いたおかげで、無事書類を提出することが出来ました。助かりました。
【お客様情報】広島県 製造業 B社さま
【事例3】超々ジュラルミンの部品製作
ご相談いただいた際の課題・ご要望
「鳥人間コンテスト」に向けて、人力飛行機の部品製作が必要でした。使用する素材は軽量かつ高強度な超々ジュラルミンであり、飛行機の設計に合った精密な加工が求められました。
提案・解決策
弊社の協力会社の加工技術を活用し、超々ジュラルミンを用いた部品製作を行いました。特に、人力飛行機の軽量化と耐久性を両立させるために、最適な加工プロセスを採用し、精度の高い部品を製造しました。
お客様の声
部品の軽量化と高強度を両立できたのは、ニホンケミカルさんのおかげです。やり取りを進めていく中で、最適な提案もいただき、コンテストに向けた準備をスムーズに進めることができました。
【お客様情報】埼玉県 有志団体 C会さま
まとめ
ニホンケミカルは、金属加工およびショットブラスト加工において豊富な実績を持つ企業です。これまで培ってきた実績やノウハウを活かし、鉄だけではなくアルミニウムなど幅広い材質でも関連会社と協力して多様なニーズに対応いたします。金属の表面処理やショットブラスト加工に関するご相談は、ぜひニホンケミカルにお任せください。
ショットブラスト加工や塗装についてお悩みの皆さま、思い立った時に気軽に相談できる先はありますか?
「まず、誰に相談したら良いのだろう…」
「まだ発注すると決まった訳ではないけどお問い合わせしても良いのかな…」
「できれば、金属表面処理加工に詳しい人に話を聞いてもらいたい…」
そんな時こそ、お気軽にご相談いただけるように、ニホンケミカルではショットブラスト加工や塗装に関する無料相談を実施しています。