【比較】ショットブラストは自社施工と外注どちらがいい？

ショットブラストをする場合、自社施工か外注かの選択肢があります。
もちろん自社に設備がなく外注する場合もありますが、十分な設備があっても様々な事情で外注を選択肢に入れる場合があるかと思います。
そのような場合に、『何を基準に選んだらいいのか』『どんな違いがあるのか』などの疑問にお答えします。

ショットブラストを自社施工するメリット

1つからでもすぐ加工できる

ショットブラストを自社施工することで、1つや小ロットでも手軽に加工できます。
外注する場合、大量の製品が必要となることがありますが、自社施工すれば1つからでも迅速に加工できます。
また、継続的に取り扱っている製品の加工については慣れているので、外注に出すよりもスピーディーに仕上げることができます。

輸送時間や輸送料がかからない

輸送コストや輸送時間を削減することができます。
大型の鋼材を輸送する場合は大型輸送車両や特殊な輸送手段が必要となることがあります。
また輸送先や手段によっては運ぶだけで数日かかることもあります。
自社施工でショットブラストすることで、輸送にかかる時間とコストを削減することができます。

緊急時の対応が柔軟

緊急時や急な変更への対応が迅速に行えます。製品の仕様変更や緊急の加工要求が発生した場合も自社施工なら柔軟に対応することができます。

ショットブラストを自社施工するデメリット

イレギュラーな受注や大量受注に対応できない時がある

納期日数が短い加工が必要になった場合、自社のショットブラスト設備やスタッフの人数などでショットブラストができないこともあります。
納期に間に合わせるため、外注に出すことで、大量受注も効率的に処理することができます。また作業時間も大幅に削減でき他の業務に専念できます。

生産ラインに適合しない製品に対応できない場合もある

自社設備では、特定の製品や形状に合わせた加工や処理ができるように最適化されていることがあります。異なる形状や特性を持つ製品に対応するには、追加の設備や装置が必要になり加工が難しい場合があります。今回だけの加工であれば追加するメリットもなくコスト面で負担になります。

ショットブラストを外注するメリット

知識と豊富な経験があり難しい依頼も対応できる

ショットブラスト専門業者は、資格はもちろんのこと豊富な知識と経験を持っています。
最適な方法や塗料を選定し高品質な製品を仕上げることができます。
複雑な形状の製品やこまごまとした製品に対しても対応できます。

一貫した作業を依頼できる

ショットブラスト加工のほかに、「塗装」「検査」「切断・曲げ加工」「組み立て加工」などの後工程も一括で依頼可能な業者もあります。
複数の工程を依頼する場合、作業の連携や運搬に伴うリスクやコストを軽減し、効率よく作業ができ納期を短縮できます。

充実した設備で大きなものから小さなものまで取り扱える

加工対象の材質や形状にあったさまざまな設備を保有している専門業者が多いため、10mを超える鋼材から小物まで依頼することができます。また大量の部品を一度に加工できるなど自社では納期や設備の都合で対応しきれないものでも依頼しやすく、幅広いニーズに応えてくれます。

ショットブラストを外注するデメリット

コストがかかる

外注費用には加工費や輸送費、手数料などが含まれることがあり、自社施工する場合と比べてコストが高くなることがあります。

自社施工と外注を比較する際のポイント

【比較ポイント①】コスト

外注する場合は、加工費や送料などの費用を確認しましょう！

【比較ポイント②】納期

輸送時間も含め、納期までに対応できるのか確認しましょう！

【比較ポイント③】対応範囲

ショットブラスト加工のほかに「塗装」「検査」「切断・曲げ加工」「組み立て加工」などのような工程が必要か確認しましょう！

まとめ

ショットブラストを自社施工するか外注するかの選択にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
それぞれの特色を理解し、目的や状況に合わせショットブラストを外注するか自社施工するか選定しましょう。

 

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